イメージセンサーがフルサイズのミラーレスカメラは,高感度撮影で解像度があり大きなボケ写真を撮影することが可能です。その分価格は上がってしまう。使わない機能があり無駄になってしまう。などのデメリットもあります。
コンパクトで高画質なレンズが揃っているオリンパスとパナソニックが商品ラインナップを増やしているマイクロフォーサーズのミラーレスカメラは、実勢価格10万円を切る価格帯でも手振れ補正を搭載している機種もありお買い得感あります。

そんなマイクロフォーサイズ規格の中で夜景を撮るなら外せないオリンパス「OM-D E-M10 Markiii」についてレビューします。
スペックについて
- メーカー:オリンパス
- 型番:OM-D E-M10 Markiii
- 発売日:2017年9月(最新世代)
- ボディ価格:5万9090円※2019年5月実勢価格
- センサー:フォーサーズ 1600万画素
- AFエリア:121エリア(コントラスト AF)
- 連射(AF-C時):4.4コマ/秒
- ボディ重量:410g
- 手振れ補正方式:5軸4段
- スマホ連携:Wi-Fi
- 特徴:画像処理エンジンがE-M5 MarkⅡ(※実勢価格7万2820円)よりも価格が安いが新しく性能がいい。
夜景を撮るならイメージセンサーは、フォーサーズを選ぶべき理由
嫁さん専用カメラ。
OLYMPUS OM-D E-M10 markⅢ +
M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROレンズは中古だけど使用感もなくとてもキレイ。
初めてのマイクロフォーサーズ。
スマホやパソコンで楽しむ分には問題なさそう。 pic.twitter.com/PbgWOUhfre— Toshio Murai (@hansuke_hbp) September 11, 2019
ISO200、絞値F5.6、シャッター速度1/4で夜景の写真を撮影したとします。
そうするとレンズに入る光量が減ります。
手振れを防ぐためのシャッター速度は速くしたいので光量はさらに落ちる。。
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減ってしまった光量を補うために感度のISOを上げるしかありません。
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フルサイズのミラーレスカメラだと夜景の撮影が低下してしまう場合があります。
フォーサーズは、思うようなぼかしのある撮影が出来ませんが夜景の撮影に向いている特徴があります。
イメージセンサーの大きさで画質が決まると言われていますのでフルサイズを選びがちですが撮影したい被写体に合った機種を選ぶことおすすめします。
手振れ補正について
傘をさしていて時間がなくて雨も激しく、ドライブモード切り替え(2秒セルフタイマにしたかった)の方法が分からず(帰宅後に設定した)(つまり手振れ補正もオンのまま)三脚を使った割にはブレている写真が少なかった。。富山駅にて。OLYMPUS OM-D E-M10 MarkII / SIGMA 30mm/2.8DN Art トリミング。 pic.twitter.com/zN1Ivgi4KR
— Legin🌤️ (@legin_net) January 5, 2020
手振れ補正は、オリンパスが得意としている技術で5軸補正を採用しています。
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark2
打率高い!なんで?と思ったらボディ内手振れ補正が強力ですね
流し撮りにもちゃっかり使えてる
デジタルテレコンも画質落ちてる感ないし優秀
でもEVFの連写するとコマ送りになるの嫌い
色はvividに設定してたからケバい pic.twitter.com/KgIm0v41BZ— シン🥕🍤🍿 (@p8Xj8nv7ikOcLw2) April 29, 2018
価格comやAmazonのレビューを確認すると5軸4段分の手振れ補正で1秒のシャッター速度でブレない。
初心者の女性が撮影してもピンボケが少ないなど高評価です。
操作性について
10万円以下のミラーレスカメラということもありボディサイズもコンパクトの中で十字ボタンが工夫されていることと設定変更する操作ダイヤルが大きく使いやすいように工夫されています。
実際に家電量販店にいきカメラを持ち構えましたがシャッター押すときもダイヤルは気にならないサイズ感。女性に操作しやすいダイヤル、十字ボタンの設計されているなあと感じました。

高画質なレンズが豊富に揃っている
マクロ撮影が得意なオリンパスOM-D E-M10 Markiiiなので高画質な交換レンズが揃っています。

マイクロフォーサーズの特徴として静止画像のアップをきれいに撮ることが出来ます。SNSにアップするためによく撮る料理やお菓子の写真やフラワーコーディネーターさんが撮るような花のアップ画像も被写体とレンズの距離が近くなるためにオリンパスの手振れ補正の技術が効果的。5軸4段の手振れ補正でマクロ撮影が想像以上にきれいに撮ることが出来ます。
スマホ連携について
Wi-Fi機能のみとなっています。10万円以下でWi-Fi機能さえあれば十分ではないかと思います。
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark3
初めてフィルムからミラーレス一眼に切り替えたけどインターフェースが優秀で初めてカメラを買うって人にオススメできる1品
簡単にいい写真撮れるし慣れてきてからの応用にも対応出来る
スマホとの連携もいい感じだし、小洒落てるデザインもよき
あとなによりすんごい軽い pic.twitter.com/7Ki2gwDOY2— さわー (@color_blue0709) December 13, 2018
※撮影した写真をすぐにSNSにアップしたい。Twitter、Instagramを楽しみたい方は、キャノンのスマホ連携に力を入れています。
あらかじめスマホアプリで自動転送画面を開いておけばオリジナルサイズで自動転送が出来ます。
欠点について
デメリットは、イメージセンサーがマイクロフォーサーズのため感度ISO6400以上は、APC-Cと比較した場合画質が落ちてしまうことです。
オートフォーカスの追尾連射機能は、4.8コマ/秒と10万円台前半で購入できるSONYα6400や富士フイルムX-T30と比較するとだいぶ遅いです。
ピントをあわせやすいおすすめの入門機
10万円以下で購入できるミラーレスカメラとしては、夜景がきれいに撮影できる・レスポンスがいい・操作しやすいと言えます。
今回紹介させていただいたOM-D E-M10 Markiiiは、OM-Dシリーズの最下位モデルに位置付けされている機種となります。
しかし、画像処理エンジンは、最上位機種のE-M1Markiiと同等レベルとなります。
ミラーレスカメラは、一眼レフと違い画像処理エンジンで画質、動作が左右されるため価格以上にレスポンスがかなりいいカメラだと言えます。
キャノンや富士フイルムのエントリークラス、”EOS Kiss M”やX-T100と一目瞭然あまりカメラを使ったことがない方でも動作が早いことがわかります。カメラのキタムラさん等専門ショップで実機の確認してみてください。
オリンパスの上位機種には、E-M5 Markiiよりもピントを合わせやすいとレビューにあるようにオートフォーカスエリア細かく設定されているためにピンボケ写真を撮ることが少ないです。
赤ちゃんの笑顔をアップで撮りたい。初心者でピンと合わせるのが苦手。。そんな方にも安心しておすすめできる機種です。
まとめ
手振れ補正は、オリンパスが得意としている技術でOM-D E-M10 Markiiiに関しては5軸4段補正を採用しています。
夜景を撮るならブレない!・きれいな画質で撮影可能・実売価格10万円以下でボディ内手振れ補正機能があるオリンパスOM-D E-M10 Markiiiをおすすめします。