キャノン一眼レフカメラのEOSKissX9は、コンパクトで軽いので女性に人気です。
ただ、最近では、一眼レフが重すぎるってことからミラーレスカメラが注目されているのも事実。
- 今回は、EOSKissX9の購入検討しているけどミラーレスカメラの入門機で人気のα6400も気になっている。。。方にサイズ感、液晶パネル、画像の転送、操作性、画質など比較しEOSKissX9の魅力を紹介します。
一眼レフカメラEOSKissX9の魅力について
一眼レフカメラEOSKissX9の魅力は、サイズ、重さにこだわっていること軽くて持ち運びしやすいことです。
バリアングル搭載しているのでお子さんと一緒に自撮りも楽しむことが出来ます。
一眼レフならではの高画質でミラーレスカメラの画質に負けません。
初めて一眼レフカメラを使う方にも安心のイラスト付きのビジュアルガイドでだれでも簡単に背景のぼかしなど入れて撮りたい写真を再現出来ます。
欲しくて欲しくてついに買った一眼レフeos kiss x9。
で、最初に撮ったのがこれw
これからもゆるーくいろいろ撮って楽しむぞー。 pic.twitter.com/N0FkcUZn6t— こっぺぱん (@LnPV0DsrVHWQnbi) February 1, 2020
専用アプリ「Camera Connect」をスマホにインストールすればEOSKissX9で撮影した写真をスマホに転送も出来ちゃいます。軽さにこだわっても機能は充実しています。
一眼レフだからこそ出来る高画質動画。フルハイビジョン60p動画対応なので早い動きにもなめらかに撮影が可能です。
編集は、パソコンにデータ移す必要なくカメラ内でリサイズ、トリミングが出来ます。
EOSKissX9一眼レフカメラは、小型、軽量なのに期待以上の基本性能の一眼レフカメラα6400に負けない魅力についてそれぞれ紹介していきます。
小型軽量化にこだわった作り
EOSKissX9の魅力は、コンパクトで軽いことです。
重すぎると持ち歩くのさえストレスになります。お子さんの決定的瞬間を撮影するのはいつも一緒にいるお母さん。そんな女性目線で設計されたのが。
EOSKissX9の本体サイズと重量は、幅122.4cm×高さ92.6cm×奥行き69.8cm、重量453gと女性の手に収まるサイズと持ち運びやすい重さの一眼レフカメラです。
α6400の本体サイズは、幅120cm×高さ66.9cm×奥行き59.7cm、重量403gと一回り大きくなってしまうものの重さは50gしか変わりません。
内部の構造の見直しや使用している部品、液晶モニター部の新素材を採用などからここまでミラーレスカメラに近づけることが出来たと言われています。
#画像を4枚晒したらrtがきてフォロワーがぶわーって増えると聞いて
Canon EOS Kiss x9で付属のズームレンズキット、三脚等の固定無しでも(拡大しなければ)見れる写真にはなる!…はず…w pic.twitter.com/jKjmRNJa2h
— 機動戦士アストレア (@Ast_GK5_FIT_RS) November 20, 2019
一眼レフとミラーレスカメラの構造の違いについて
一眼レフでは、ミラーとファインダーで2方向に分けて配置するので奥行きは大きくなります。
ミラーレスカメラは、オートフォーカス、ファインダーの出力が画像エンジンで処理するためにコンパクト化出来ます。しかし、撮影の画質性能は、画像エンジンに左右されより高画質を求めたい方はフルサイズのイメージセンサー20万円前後スペックのものを選ばないといけません。
AmazonでEOS Kiss X9ダブルズームキット は、6万円台で購入出来ますが同スペックのソニー SONY ミラーレス一眼 α6400 ダブルズームレンズキット は11万円とほぼ倍の金額になってしまいます。
ミラーレスカメラの方が高くなる理由は、オートフォーカス、ファインダーの出力なども画像エンジンの性能に依存しているため同スペックなら画像エンジンの性能をアップするしかないからです。
構造の違いから各パーツの軽量化をしなくてもコンパクトに出来る。
持ち運びメインで使うならミラーレスカメラがおすすめな理由と言える理由です。
バリアングル液晶について
EOSKissX9の液晶モニターは、バリアングル液晶(可動式)です。左側にヒンジがついていて上下左右に角度を変更することが可能です。お子様目線のローアングルから運動会の徒競走など脚立使った場合も液晶モニター見ながら微調整し撮影可能です。
重さも453gなので手を伸ばしての撮影も負担にならないのが魅力です。
スマホでは物足りない。。。といった方が初めて手にする一眼レフカメラでファインダーを覗いて撮影するより液晶モニターを見ながら撮影する方が楽といった方にはバリアングル液晶モニターはおすすめです。
α6400の液晶モニターはチルト式
これに対してソニーのα6400の液晶モニターは、上方向に90度、下方向に74度まで角度調整が可能なチルト式です。ファインダーがないミラーレスカメラによく採用されています。
上方向に90度稼働させることで自撮りが出来ますが微妙な角度調整が出来ません。稼働方向が、上下方向と決まっていて細かな調整が不要、自撮りだけを楽しみたい方には便利です。
バリアングル液晶とチルト式比較
バリアングル液晶のメリットは、上下左右に角度調整が可能なことです。運動会の時撮影するお父さん、お母さんが多い中も三脚さえあれば微妙な角度調整で構図を確認しながら撮影出来るのが魅力です。
犬や猫などの走り回る姿もカメラを下に向けてバリアングル液晶モニターの角度調整することで動きを見ながら撮影出来ます。
これに対してチルト式は、上下にしか動かすことが出来ないので撮影シーンによっては液晶モニターが使えない(見づらい)場合があります。※チルト式は、自撮りメイン
どんな角度、高さでも撮影しやすいのがバリアングル液晶モニターの魅力ですがデメリットもあります。
ファインダーのある一眼レフカメラのバリアングル液晶モニターを稼働させるには、一度液晶モニターを開かないといけません。横に開いてから上下左右に調整するひと手間がありすぐに撮影したい方にはデメリットになるかもしれません。
多く人が集まる運動会やライブなどでは、構図に対してどうしても微調整したい場合があります。EOSKissX9なら楽な態勢で撮影出来るので横側一度開くというひと手間あっても楽な態勢で写真撮影したい。ローアングルも撮りたい方にはバリアングル液晶モニターおすすめです。
液晶画面を使った撮影操作について
EOSKissX9は、液晶画面を見ながら撮影できるタッチシャッター機能があります。機能をオンにした状態ならピントを自動調整してくれて撮りたい時に液晶画面をタッチするだけで高速でシャッターを切ることが可能です。
タッチパネルを使った撮影も可能でピント合わせも簡単です。撮影後には、明るさの調整、スマホやタブレットのような拡大、縮小も可能です。一眼レフでありながらスマホ感覚で撮影や撮った後の画像の編集も楽しめます。
タッチシャッターONの状態にして液晶モニターを自分に向けると自分撮りボタンが表示され自撮りも楽しめます。自撮りに適した設定で撮ることが出来ること。一眼レフならではの高画質での撮影とバリアングル液晶のため微妙な調整も可能で思い通りの撮影が可能です。
液晶を引き上げるとセルフタイマーが自動的に稼働する機能があります。微妙な調整不要で表示もわかりやすいと自撮り機能については人気となっています。
自撮りボタンを押すだけで最適な設定、角度調整までしたいならEOSKissX9をおすすめします。
マニュアル操作で自撮り、ポートレート撮影を楽しみたい方は、富士フイルム”X-T30″がおすすめです。
操作に迷わない説明画面(ビジュアルガイド)
EOSKissX9は、カメラ初心者にとって助かる機能としてイラスト付きの説明画面がありわかりやすいです。
最近の家電やカメラの取説は、PDF化されてしまっているのでパソコンにユーザー登録などしてダウンロードするといった手間があります。特にカメラは撮影した時、決定的瞬間を逃したくないので各撮影モードの特徴をシーンに合わせて撮影したい。背景のぼかしを入れたい時などイラスト付きでわかりやすい操作画面で設定変更、カメラの操作に慣れるまで入門機ならではのあると便利な機能です。
ダイヤルを回しモード変更する場合もマークだけではどのように変化するか。ピントの合わせる位置、ぼかす、くっきり、明るさ調整など視覚的に調整が可能です。
構図に合わせてシャッターをきるだけできれいに撮影できる全自動の撮影モードやSNSで利用しやすい料理を美味しそうに写すモードなど(かんたん撮影ゾーン)慣れてきたらマニュアル設定(応用撮影ゾーン)で写真撮影を楽しむことも可能です。
ミラーレスカメラのα6400は、タッチパッドAFが使いやすいのですがメニューの選択が液晶画面をタッチしての操作が出来ません。
Wi-Fi・Bluetooth機能で画像の転送がスムース
EOSKissX9は、スマホアプリの[Camera Connect]をダウンロードすることで一眼レフで撮影した写真を細かな設定することなくスマホに転送することが可能です。
Camera Connect
Camera Connectとは、iOS/Android™端末向けのスマートフォン用アプリケーションです。Wi-Fi搭載のEOSといっしょに持ち歩き、リモート機能を使った撮影や、画像の確認などが快適に行えます。
キャノン公式アプリCamera Connectのダウンロードはこちらから出来ます。
cweb.canon.jp
スマホに転送後は、写真を見ることが出来たりデータとして保存も可能です。一眼レフで撮影した高画質な画像を友達にSNS(LINE・Instagram・Twitterなど)にシェアも簡単に出来ます。
Bluetooth機能によりEOSKissX9とスマホやタブレットとペアリング設定さえしておけば認識できる距離内ならスマホアプリCamera Connectを起動することで自動接続することが可能です。カメラの写真データを見ることや保存のほかリモート撮影も可能です。
※リモート撮影とは、スマホやタブレットから遠隔操作して絞りやシャッタースピードの調整、撮影のことをいいます。
詳しい設定方法は、キャノンの公式サイトスマホからリモート撮影についてを確認してください。
cweb.canon.jp
EOSKissX9は、Bluetooth機能を使うことにより写真データをスマホに簡単に転送可能です。一眼レフで撮影しファインダーや液晶パネルで見た画像とスマホに転送した写真は画面サイズも違うのですぐにイメージの確認をしたい。カメラの電源がオフになっていてもスマホで確認出来る便利な機能です。
ミラーレスカメラの入門機としてAF機能が優れているピント調整が簡単に出来る。Bluetooth接続してスマホ連携機能で撮影した写真の転送も可能なキャノンEOS KISS Mを購入しました。
Wi-Fiで出来ること
EOSKissX9は、Wi-Fi機能を使うことでスマホやタブレット、プリンター、パソコンと接続し様々な機能を楽しむことが出来ます。キャノン公式ウェブサービスのキヤノンイメージゲートウェイを利用し画像を保存共有も可能です。
EOSKissX9:Wi-Fiで出来ること
- スマホやタブレットで写真データや動画データの閲覧とリモート撮影が可能。
- Wi-Fi対応のプリンターで直接プリントすることが可能。
- パソコンからの画像転送とリモート転送が可能。
- Wi-Fi機能付きのカメラ同士でデータの送受信が可能。
画像の転送をBluetooth機能とWi-Fi機能、スマホアプリのCamera Connectをダウンロードすることで画像の転送が楽になる。
SNSを楽しみたい方におすすめの一眼レフカメラです。
ソニーのα6400も撮影した後の写真や動画をワンタッチで転送出来るワンタッチシェアリング機能があります。
NFC対応のスマートフォンやタブレットなら転送したい画像や動画をカメラで表示してα6400にスマホでタッチすると画像が自動転送される機能です。
キャノンのEOSKissX9は、カメラの電源オフでも1度ペアリングさえしておけばスマホのみでデータの閲覧が出来るのでWi-Fi機能を比較した場合EOSKissX9の方が便利だと感じました。
画質について
一眼レフカメラを選ぶ理由のひとつに画質があると思います。
約2420万画素大型CMOSセンサーを採用しており表現力高い写真、肌の質感、それぞれの色の違いまで細かく描写してくれます。解像度が高いのでトリミング(拡大)してもきれいなまま撮影後に編集も可能です。キャノン公式サイトでは、A3プリントでもきれい。大画面のテレビに映しても表現力が高いと紹介されています。
購入前に画質、描写力、モードによる違いなど参考にしてください。
ソニーのα6400は、画素数は同じ2420万画素イメージセンサーはAPS-Cを使い画質に対して劣りませんが価格は2倍近くするところが悩ましい部分です。※
APS-C Exmor(エクスモア) CMOSセンサーと進化した画像処理システムを採用しており読み出し速度を高速化しています。
4K動画記録やフルHD 120fps撮影も可能で描写性能に優れています。
location:横浜みなとみらい
camera:EOS kiss x9
lens:SIGMA 17-50mm f2.8 EX DC OS HSM最初のカメラと最初のレンズで地元横浜を撮りました。#photoKND pic.twitter.com/a8ZjNMPpv8
— KND👶🍼 (@konchaaan1022) January 26, 2020
背景のぼかし撮影について
約2420万画素の大型CMOSセンサーを採用しているのでシャッターボタンを押すだけ設定なしで背景のぼかし撮影が撮れると評価が高いです。
レンズの大きさを変更し望遠レンズにするとさらに被写体を引き立たせることの出来る大きなぼかしを入れた撮影が可能です。
ソニーα6400は、イメージセンサーをAPS-Cを採用していることから感度とボケに関して弱いと感じます。これは、ミラーレスカメラの構造からクイックリターンミラーを取り除いているため画像エンジンの性能にカメラが依存してしまうためです。
α6400のAPS-Cのイメージセンサーで大きなぼかし撮影をしたいならレンズを大きくしないといけません。そのためコンパクトなミラーレスカメラ本体に不釣り合いなレンズといった構成で見た目も。。。といったデメリットもあります。
どうしても被写体を目立たせたふんわりと美しい背景ボケをいれた写真をミラーレスカメラで撮影したいなら20万円前後のフルサイズ(ソニーα3、キャノンEOS RP、ニコンZ6、パナソニックLUMIX DC-S1など )を選ぶ必要があります。
まとめ
今回は、EOSKissX9の購入検討しているけどミラーレスカメラの入門機で人気のα6400も気になっている。。。方にサイズ感、液晶パネル、画像の転送、操作性、画質など比較しEOSKissX9の魅力を紹介しました。
一眼レフカメラは、レンズから入ってきた光をミラーでファインダーとオートフォーカスセンサーの2方向に分ける構造からミラーレスカメラと比較するとどうしても大きくなりがちです。
EOSKissX9は、各パーツの採用部品を見直すことでコンパクトで軽量化しミラーレスカメラに近いサイズ感で持ち運びしやすいです。
入門機としてわかりやすいイラスト入りの操作説明(ビジュアルガイド)で写真撮影のモード理解しやすいです。
Bluetooth機能・Wi-Fi機能からスマホに画像データを簡単に転送出来るのでSNS(Twitter・YouTubeなど)も楽しめます。
高画質で背景ボケも楽しめます。
コンパクト、軽い、バリアングル液晶・初心者でも簡単に操作可能、スマホと常時接続可能、高画質・背景ボケといった今売れているミラーレスカメラα6400に負けない魅力がたくさんあります。
部屋の中のトカゲを撮影するために、ついに望遠レンズを購入したっていうか、安かったのでEOS kiss X9のダブルレンズキットを昨日買ってきた。せめて5Dとか……って思った人もいると思うが、仕事で使うちゃんとした写真はカメラマンに頼むから、俺はエントリーモデルで遊べりゃいいのです。 pic.twitter.com/4kjVegjctr
— maru_ (@maru_tokage) May 1, 2019
スマホでは画質が気になる。一眼レフカメラかミラーレスカメラの入門機を探している方、女性で重くない一眼レフカメラを探している方へ。参考になればうれしいです。