一眼レフでは少しボディサイズが大きくて重い。。スマホでは、機能が充実していないので物足りない。。そんな方が、ピント調整や連射機能のあるミラーレスカメラを選ぶようになってきました。
10万円前後のスタンダードクラスで人気のSONY α6400(瞳AFやタッチ操作)や富士フイルム X-T30(AF操作がしやすいジョイスティック、独立したダイアルのマニュアル操作)などで人気ですがミラーレスカメラの画質を決めるイメージセンサーは、APS-Cとフルサイズではありません。
画質にこだわりたい私は、ミラーレスカメラの画質を左右するイメージセンサーはフルサイズクラスの機種の中で選びたいと思っています。
※2013年からの一眼レフとミラーレスカメラの出荷台数を確認してみると一眼レフは、右肩下がり。ミラーレスカメラは、2016年から増加傾向となっています。
“SONY α7ⅲ”不満な点はあるのか??
カメラ専門店やどの家電量販店で説明を聞いても4月、5月にアップデートされましたしバランスのとれた最強のフルサイズは”SONY α7ⅲ”と説明してくれます。
実際のところどうなのか??
イメージセンサーは、フルサイズなので高画質なのは当たり前。
連射機能は、10コマ/秒と他機種よりもワンランク上だけど。。。
画像編集やタッチ操作に不満点ないのか。確認してみました。
画像編集について
最近、流行っているRAW現像(カメラ内の編集)が出来ないんです。
※RAWとは、生データのことを言います。自分で編集してJPEGに変換するのをRAW現像といいます。
JPEG撮って出しは、カメラ内の決められたデータから保存したものをいいます。
2つのデータ保存方法で出来ることは変わらないのですが調整の幅が変わってきます。
明るさや色合い等の編集が可能ですがRAW現像なら生データを編集するのでより細かく編集が可能です。
SONY α7III + TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)の試写。3000×2000の6Mモード。絞り優先Aモード、露出補正無し、オートフォーカス。75mm F2.8 1/80秒 ISO1600。何を撮っても美しいね。画像編集ソフトで少しだけ明るく、コントラストを高くしています。 #α7iii #a7iii #A036 pic.twitter.com/L53AMxuEnT
— のりまきは仕事が遅れています (@norimaki2000) July 13, 2018
20万円も払ってミラーレスカメラを購入したのに今流行りのRAW現像が出来ないのは残念に思いました。
タッチ操作について
液晶モニターを使ってシャッターを切ることが出来ないのです。
タッチパネルを使ったAFの移動や拡大などの操作性は便利なのにそのまま撮影が出来ない。
タッチ操作は、補助的な操作のみなのが残念に思いました。
同じクラスのCannon EOS RPと比較になってしまいますが、タッチでシャッターが切れる。しかもバリアングル液晶(液晶を反転)で自撮りもそのまますぐに撮影可能。
ワンランク上の性能について
今流行りの機能に対応していないのが残念な“SONY α7ⅲ”ですが売れている理由があるはずなので性能を確認してみました。
- 2019年4月にアップデートされた動物瞳AFでペットの撮影が楽になった。
- 追尾AFの性能がよくAFのエリアも広いのでピントを合わせるのが楽。
- 連射撮影は、10コマ/秒。タッチ操作で比較したEOS RPは、シングルAFで5コマ/秒。
- 低感度から高感度までノイズが少なく夜でも高画質に撮影が可能。
どのショップのスタッフさんに確認しても性能がいい汎用性の高いモデルですと説明するのも納得です。
これだけ性能がいいのにタッチ操作ではタッチしてシャッターが切れない。
画像編集では、RAW現像対応不可など細かいところで物足りなさを感じました。
フルサイズの人気機種と発売時期
20万円前後で購入できるフルサイズで人気の機種のその発売時期を確認しました。
- SONY α7iii(瞳AFと高感度の画質)2018年3月発売
- Cannon EOS RP(液晶モニターのドラッグ操作でAFの枠移動可能)2019年3月発売
- パナソニック LUMIX S1(5.5段の手振れ補正で光が少ない夜でもブレずに撮影可能)2019年3月発売
- ニコン Z6(EVFの見やすさ)2018年11月発売
SONYのα7ⅲの発売時期が人気機種の中で最も早いのに性能がいいと評判なのは流石。
ミラーレスカメラ市場を開拓してきたSONYだからこそ出来ることだと思いました。
他のメーカーがSONYの人気機種と性能で勝負すると難しい部分があるので後追いのメーカーはタッチ操作やRAW現像というこれからの主流になるであろうユーザーのニーズ、機能を考えて開発したのかもしれません。
ネット上の悪い口コミ、良い口コミまとめ
ここではSONYのα7ⅲの画像編集とタッチ操作の口コミをしっかりと調べて、有益なものだけを紹介します。実際に使用した方の口コミや評判を知りたい方は是非チェックしてください。
悪い口コミ
ニコンと操作の違いがあるようです。
α7IIIが仲間になりました!
— kuro (@kuro50720066) October 10, 2019
Nikon慣れしてるから
操作全然慣れないけど楽しいな
忙しかったけど写真だけは撮ってたのでしばらく載せていきます
見てくれてありがとうこざいます#写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/pHu2lCSZuS
オートフォーカスのボタンが小さく操作しにくかったことからα1で改善されました。
#α1 と #α7III の外観比較
— ランズ (@ldsc_ph) June 17, 2021
α7Ⅲと比べて、α1はグリップが深くなりAFボタンが大きくなるなど、操作性が上がりました。
個人的に一番嬉しいのは、上面のモードダイヤルのM(静止画マニュアル)の隣が🎞(動画)モードとなったこと。
α7Ⅲは動画のたびに2個飛ばしてたので地味にストレスでしたから(笑) pic.twitter.com/XbRl1R1Ia8
αシリーズは、操作しづらいのでカスタマイズしたほうがよさそうです。
α7Ⅲでソニーユーザーになられた方多いと思いますが
— Yusuke Suzuki (@ys_kitchen) July 31, 2018
αシリーズはデフォルトだと操作しづらいです。
どの時代もαシリーズの動画用ボタンカスタム例のニーズがあるようなので
α7Ⅲ(α9・α7RⅢ)の鈴木式ボタンカスタマイズを貼っておきます。
参考の上、ご自分の使いやすいように改良してください★ pic.twitter.com/1cwcfd0qIC
ソニーを使い続けている方は、慣れで操作や編集しているのもしれないですね。
良い口コミ
スマホには再現できない写真が撮れます。
←スマホ(iPhone12Pro)編集ナシ
— うっつー (@kabigon_704) June 15, 2021
→ミラーレス一眼(α7Ⅲ)編集アリ
旅とかツーリングにカメラを持っていくか悩むけどこれだけ差が出て美しい写真が撮れる一眼はやっぱり持って行くしかない😴 pic.twitter.com/6fJ1tSwhhw
画像の編集が楽しくなりそうです。
SONYα7Ⅲを使い出してから面白過ぎて画像を見てはニヤニヤしてます。
— 梅澤杏祐実/ライター・編集者、考古学 (@ume_1984) June 17, 2021
もう現実とは少し違った人間の肉眼では確認しきれなかった色の美しさとか造形の美しさとかがこのカメラには表現できていて。
これはもう確かに動画も撮りたくなる。 pic.twitter.com/SKsX01eMLB
印象が大きく違いますね。
突発で行った白糸の滝。
— うえじ@動画編集 (@uezidoga) June 6, 2021
適当に動画に撮ってたやつを練習を兼ねて、おしゃれ(?)PVっぽく編集。
ジンバルは未使用
📷:#α7III
編集:#premierepro #動画編集 pic.twitter.com/PJpySe37ho
ジンバル使わず動画撮影の操作もできます。
編集前と編集後の質感を明るさMAXで是非見比べて欲しい📷#sony#α7III pic.twitter.com/PCPbA59rSC
— いさお (@130_n_i) June 17, 2021
ママでも操作できそう。
まとめ
SONY α7ⅲの購入しない理由を何とか上げるとしたら画像編集とタッチ操作という細かい部分だと思います。
フルサイズクラスの中で画質、連射、AFの機能で選ぶなら”SONY α7ⅲ”
その他の細かい機能で選ぶならCannonやニコンパナソニックがおすすめだと思います。
ミラーレスカメラは、2013年頃にSONYが市場を開拓してからCannonとニコンが2018年、パナソニックが2019年に参戦しSONYの1強から各社ラインナップを増やしているので用途に合わせた機種をフルサイズクラスも選びやすくなりました。
機種によって強みや気になる仕様もあるので確認していきたいと思います。