自分にとって最適なiPadとは
2018年11月7日にiPad Proが発売されてからこれまで4つのiPadシリーズがラインナップされました。
いまみなさん一番気になっているのはもちろん最新モデルのiPad miniとiPad Airだと思います。
しかし、価格を比較すると一番安いモデルはiPad32GB:3万7800円。一番高いモデルは、12.9inch iPad Pro1TB:19万4800円となります。
自分にとって最適なiPadは何かこのブログで確認していただけたら嬉しいと思います。
外観、チップ、フロントカメラ、ApplePencilの対応可否、価格など新旧4モデルのiPadを比較します。
新旧4モデル(iPad mini・Air・Pro・iPad)スペック・機能一覧
iPadから最新モデルのiPad mini・Airまでスペックと機能について一覧でまとめました。
ディスプレイサイズやフロントカメラの画素数の比較、ApplePencilについて、純正キーボードの対応可否、価格等について比較できます。
モデル | iPad mini | iPad Air | 12.9inch iPad Pro | iPad |
発売日 | 2019/3/29 | 2019/3/29 | 2018/11/7 | 2018/3/28 |
ディスプレイ | 7.9インチ Retinaディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 2048×1536ピクセル(326ppi) True Tone |
10.5インチ Retinaディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 2224×1668ピクセル(264ppi) True Tone |
10.5インチ Retinaディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 2732×2048ピクセル(264ppi) True Tone |
9.7インチ Retinaディスプレイ 2048×1536ピクセル(264ppi) |
チップ | A12 Bionicチップ NeuRal Engine 組み込み型M12コプロセッサ |
A12 Bionicチップ NeuRal Engine 組み込み型M12コプロセッサ |
A12X Bionicチップ NeuRal Engine 組み込み型M12コプロセッサ |
A10 Fusionチップ 組み込み型M10コプロセッサ |
バックカメラ | 8メガピクセルカメラ(F/2.4) 1080p HDビデオ撮影 |
8メガピクセルカメラ(F/2.4) 1080p HDビデオ撮影 |
12メガピクセルカメラ(F/1.8) 最大5倍のデジタルズーム True Toneフラッシュ Focus Pixels/スマートHDR ノイズリアクション 4Kビデオ撮影(30/60fps) |
8メガピクセルカメラ(F/2.4) 1080p HDビデオ撮影 |
フロントカメラ | Face Time HDカメラ(F/2.2) 7メガピクセルの写真 1080p HDビデオ撮影(30fps) |
Face Time HDカメラ(F/2.2) 7メガピクセルの写真 1080p HDビデオ撮影(30fps) |
True Depth カメラ(F/2.2) 7メガピクセルの写真 ポートレートモード ポートレートライティング アニメ文字とミー文字 1080p HDビデオ撮影(30/60fps) スマートHDR/自動手振れ補正 |
Face Time HDカメラ(F/2.2) 7メガピクセルの写真 720p HDビデオ撮影 |
スピーカー | ステレオスピーカー | ステレオスピーカー | 4スピーカーオーディオ | ステレオスピーカー |
通信方式 | Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac) 同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz) MIMO対応HT80 Bluetooth5.0テクノロジー ギガビット級LTE |
Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac) 同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz) MIMO対応HT80 Bluetooth5.0テクノロジー ギガビット級LTE |
Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac) 同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz) MIMO対応HT80 Bluetooth5.0テクノロジー ギガビット級LTE |
Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac) 同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz) MIMO対応HT80 Bluetooth4.2テクノロジー LTE |
SIMカード | nano-SIM/eSIM | nano-SIM/eSIM | nano-SIM/eSIM | nano-SIM |
認証方式 | Touch ID | Touch ID | Face ID | Touch ID |
充電端子 | Lightning | Lightning | USB-C | Lightning |
バッテリー | 19.1Wh Wi-Fiで最大10時間 データネットワークで最大9時間 |
30.2Wh Wi-Fiで最大10時間 データネットワークで最大9時間 |
36.71Wh Wi-Fiで最大10時間 データネットワークで最大9時間 |
32.4Wh Wi-Fiで最大10時間 データネットワークで最大9時間 |
ApplePencil | 第1世代に対応 | 第1世代に対応 | 第2世代に対応 | 第1世代に対応 |
純正キーボード | 非対応 | Smart keyboard | Smart keyboard Folio | 非対応 |
サイズ | W134.8×H203.2×D6.1mm | W174.1×H250.6×D6.1mm | W214.9×H280.6×D5.9mm | W169.5×H240×D7.5mm |
重量 | Wi-Fiモデル:300.5g Wi-Fi+Cellularモデル:308.2g |
Wi-Fiモデル:456g Wi-Fi+Cellularモデル:464g |
Wi-Fiモデル:631g Wi-Fi+Cellularモデル:633g |
Wi-Fiモデル:469g Wi-Fi+Cellularモデル:478g |
カラー | ・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
・シルバー ・スペースグレイ |
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
容量・価格 | 64GB:4万5800円~(税別) 256GB:6万2800円~(税別) |
64GB:5万4800円~(税別) 256GB:7万1800円~(税別) |
64GB:11万1800円~(税別) 256GB:12万8800円~(税別) 512GB:15万800円~(税別) 1TB:19万4800円~(税別) |
32GB:3万7800円~(税別) 128GB:4万8800円~(税別) |
外観について
1つ前のモデルのiPadとProは、ホームボタンを搭載していました。最新モデルのmini・Airも外観、デザインが変わらずホームボタンを搭載し以前のまま大きな変更はありません。
ディスプレイについて
一番古いモデルのiPadのみRetineディスプレイを採用。そのほかのモデルは、高色域ディスプレイを採用しています。True Toneにも対応しています。
高色域ディスプレイ(P3)を搭載したmini・Airは、Proに近い表現力!!
一覧表からもわかる通り新型モデルの2台が高色域ディスプレイを搭載しています。
P3ディスプレイの規格を確認してみると4K HDR(明暗をはっきりと鮮やかに表現する技術)よりも色域が狭くなっています。ここで心配になるのがHDR10の対応作品がそのまま再現され映画を楽しめるかということです。いまのところ、4K HDR作品のほとんどがP3ディスプレイの規格基準のため再現性はそのまま画質を落とすことなく楽しめます。
※Applestoreで配信されているHDR10の映画などの動画は、十分にきれい。楽しめる性能と言って間違いありません。
iPad Proは、解像度が高いLiquid Retinaディスプレイで別次元の画質
解像度とは、画素の密度のことを言います。
iPad miniは、2048×1536ピクセル(326ppi)です。
12.9inch iPad Proは、2732×2048ピクセル(264ppi) です。
iPad Proは、解像度が段違いに高いLiquid Retinaディスプレイを採用しているのでとても色鮮やか、きれいです。
映画見るなら【iPad Pro】がおすすめ!迫力と画質が最高のタブレット
家電量販店でiPadとProの2つのモデルを比較しましたが黒がつぶれてしまう、くもっているような感じと印象を受けました。
また、新しく発売されたminiとAirはProに使い表現力で黒がとくっきりと映るので夜景や映画の夜のシーンもきれいでした。光の反射もかなり軽減された印象です。
Retinaディスプレイとは
簡単に説明すると画面がすごくきれいなディスプレイです。
※RetinaディスプレイはiPhone4から搭載されています。
通常のディスプレイとRetinaディスプレイを比較するとおよそ2倍の解像度となっており鮮明に映る。色が鮮やかになったと言われています。
新旧4モデルとも採用しています。
チップ性能について
iPhone XS/XS MAXと同じA12 Bionicを搭載しています。
これによりminiは、最大3倍、Airは、1.7倍の高速化が実現され動作も非常に軽快になりました。
いままでminiは、チップの性能を落とされがちで動作が遅いなどレビューがたくさんありましたが最新モデルでは高速処理でビジネス用途としても使えると評価されています。
バックカメラについて
前のモデルと性能は、800万画素1080P HDビデオ撮影と変更はありません。
フロントカメラについて
フロントカメラが高画質化されました。
1つ前のモデルで120万画素だったのがmini・Airは、700万画素と高画質化。
Instagram、TwitterなどSNSの利用者が増えていることもあり自撮り撮影で使うインカメラが画素数が大幅アップはうれしい性能アップです。
背景をぼかせるポートレートモードや連射撮影が可能なスマートHDRなどミラーレスカメラと比較しても遜色ない高性能なスペックになっているiPad Proです。
iPad Proのカメラ性能があれば1200万画素で拡大したときに画質が粗くならないこと。色合いの調整も可能なのでカメラ機能が優れていることがわかります。
633gという重さと縦280.6mm×横214.9mmでほぼA4サイズという片手で持つのは難しいサイズ感で持ち運びしながら撮影は向いてないのでミラーレスカメラがいらなくなるかは用途を考えてそれぞれのスペックを比較する必要があります。
スピーカーについて
Proのみ4スピーカーの対応。ほか3モデルはステレオスピーカーとなっています。
画面サイズ・ディスプレイの解像度等で紹介した高い性能のProは、4スピーカーのため立体感のある音で迫力があります。
上下に2つずつ4つのスピーカーを搭載していますので音楽を聴く。音楽制作をされる際は、横向きで使用すると音の広がりでて立体感があり段違いによく聴こえます。
他の3モデルは、ステレオスピーカーです。スピーカーは、本体下部のLightning端子の両側のみになります。家電量販店のスタッフの方に聞き比べさせていただきましたが、2スピーカーでも新モデルは音質がかなり改善されクリアに聴こえ映画やYouTube等の動画を見る等一般的な用途なら問題ない。
十分楽しめると感じました。
音楽制作まで視野に入れるならPro一択だと思います。
通信方式について
1つ前のモデルは、どちらもLTEまでの対応でした。新モデルのiPad miniとAirは、ギガビット級LTEに対応されています。年々データの送受信、高速ネット通信が必要になってきています。
ギガビット級LTEで外出先でも高速通信でデータのやり取り出来るのは大きなメリットです。
対応SIMカードについて
iPad miniとAirともeSIMに対応しています。
今後、eSIMについて説明する記事を書く予定です。
認証方式について
iPad miniとAirとも顔認証は、対応していません。TouchIDのみとなります。
顔認証システムのFace IDは、iPad Proのみ対応されています。
充電端子について
最新モデルのiPad miniとAir、1つ前のモデルiPadは、Lightningです。
充電端子のLightningについて説明する記事を書く予定です。
ProのみUSB-Cとなっています。
充電端子のUSB-Cについて説明をする記事を書く予定です。
バッテリーについて
新旧4機種ともWi-Fiで10時間となっています。また、データネットワークで9時間となっています。
ApplePencilについて
新旧4機種ともApplePencilに対応されています。
これにより片手で持っていつでもどこでも思いついた時にメモ出来るので便利になりました。グラフィック作業や手書きメモなど用途が広がり最適なデバイスになりそうです。
ただ注意しなければいけないのがPro以外は、第1世代のみ対応となっているということです。
第1世代のPencilは、描画が若干遅れる。ペン先と線に隙間が出来てしまう傾向にあります。ビジネス用途、グラフィック作業で使うなら第2世代対応のProを選択したほうがいいかと思います。
外出先で手軽にiPadにデジタルメモ保存出来たらいいというレベルなら書き比べないとわからないくらいなのでそれほど気にならないのでiPad miniやAirを選択してもいいかと思います。
純正キーボードについて
miniは、純正キーボード非対応となっています。
ビジネス用途として文字入力の効率をアップさせたいならやはりキーボードが使えるAirがおすすめです。カバーと一体化しているため持ち歩いた時ディスプレイが傷が付きにくいことと、パソコン感覚で文字を打つことが出来るのがメリットです。
ただ、Proと比較するとサイズが一回り小さくEXCEL使った表計算やグラフ化等細かい作業はある程度の範囲が必要なので不便を感じるかもしれません。
私のようにファミレスでブログを書くためにディスプレイをタッチして文字入力がストレス感じてる方にとって最適なデバイスだと思います。
AirとProのキーボードの構造の違いについて
iPad Airは、SmartKeyboardに対応しています。※実勢価格17800円
一方iPad Proは、SmartKeyboardFolio※12.9インチ用だと実勢価格22800円に対応しています。
この2つの違いは、当然価格だけでなく構造の違いがあります。
SmartKeyboardFolioは、5000円ほど価格も上がりますが背面までしっかりとカバーしてくれるので安定感が違います。
10.5インチ、12.9インチとディスプレイサイズも違い、キーボードの構造もProの方が背面までカバーするのでビジネス用途には間違いなくProをおすすめします。
価格について
新旧4モデルのスペック一覧表よりiPadの32GBの価格3万7800円から12.9インチiPad Proの1TB19万4800円まで確認することが出来ます。
気になるのは、発売時の価格。最新モデルのiPad miniとAirは、価格は、前モデル発売時よりも低価格に設定されています。
スペックも当然上がっている中発売時の価格が抑えられているのはAppleの対応が魅力に感じました。
【中古iPad】購入する時の注意点、チェックする箇所、おすすめアプリ
まとめ
iPadシリーズのスペックから用途に合わせた最適な1台が見つかるとうれしいです。
ビジネス用途なら一択。12.9インチiPad Proだと言えます。
理由は、純正キーボードの構造が違い安定感があり文字入力の効率がアップすること。
ApplePencilが第2世代に対応しているためペン先と線に隙間が出来にくくグラフィック作業が思い通りに出来ること。
上下に4つのスピーカーを搭載しているので音楽制作まで視野にいれられること。
持ち歩き重視、趣味に使うならminiとだと言えます。
miniは、B5より小さいため男性、女性問わずほとんどのカバンに入ってしまうサイズ感。※Airは、A4サイズなのでカバンで持ち歩くと重さを感じます。
どこでもすぐに手書きメモが出来ちゃうApplePencilに対応していること。
フロントカメラが120万画像から700万画像と高画質化され自撮りを楽しめること。
コミック、漫画を移動時に楽しみたい時も片手で持てるサイズで持ちやすく、軽くて疲れない。TrueTone対応で周囲の明るさによってディスプレイの色を自動調整してくれるので長い時間マンガを読んだとしても目が疲れません。
最新モデルのminiは、iPhoneXSと同じチップを積んでるのでかなりの高スペックです。最近対応したプレイステーション4のリモートプレイもサクサク動くと評価高いです。
自宅でよく使うならiPad Airがおすすめです。
手で持ち歩くには、少しサイズが大きいですが画面が大きくて軽いこと。
SmartKeyboardもApplePencilも使えること。
1つ前のモデルのiPadより解像度が上がったため、電子書籍、雑誌も読みやすいこと。
新旧の4モデルiPadを比較するとマイナーチェンジ感もあります。これは、前モデルのiPadが良すぎたせいもあるかもしれません。その分発売時の価格がかなり抑えられているのはありがたいと思います。
今回のiPad mini・Airは、動作が高速処理可能になりディスプレイもかなり高画質化されました。
大きな変更点は、ApplePencilやSmartKeyboard(※iPad Airのみ)に対応したことです。初めてiPadを購入する方にとってデジタルメモ出来ること。文字入力の効率がアップすることはかなり魅力的だと思います。
iPadから最新モデルのmini・Airに買い替え検討する方より初めて購入する方、久し振りにタブレットを購入する方へぜひ、おすすめしたい商品だと思います。