グーグルから2019年10月24日にPixel4(5.7インチ)とPixel4XL(6.3インチ)が発売されました。2機種の違いは、大きさだけで性能は同じです。購入出来るのはSIMフリー版かソフトバンク版のみとなっています。
外観のデザインを確認してみるとiPhone11Proに似ているように感じました。
背面のマットな質感は、Pixel3から変更なしでiPhone11Proも光沢のある背面カバーからマットに変更したので似ている。
2機種とも指紋認証を廃止し顔認証のみになっているので似ている。※目をつぶっていても顔認証出来てしまうという問題がありアップデートで対応予定になっています。
カメラのレンズ位置も同じで似ていますがiPhone11では、カメラレンジが3つあり目立つのが気になるなどカメラのデザインの評価があまり良くなかったことからPixel4はレンズを目立たなくさせているので評判がいいです。
背面のカバーや認証機能、カメラのレンズ位置など比較してみるとなんだかiPhoneぽいなと感じますが似ているのは外観だけ。
グーグル”Pixel3″の特徴であったAIによる画像認証が特徴でした。
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“Pixel4″標準搭載されたボイスレコーダーアプリにあるように音声がAI処理のターゲットになったアンドロイドスマホです。英語やフランス語、中国語など書けなくても話せなくても音声をAI処理で会話を文字に変換出来る。
誰でも意識せずにAIを使いこなせるのがPixel4の特徴です。
グーグル”Pixel4″のスペックについて
グーグル”Pixel4″(5.7インチ)とグーグル”Pixel4 XL”(6.3インチ)2機種ありますがスペックは同じです。2機種の違いは本体サイズ、ディスプレイサイズ、価格です。
グーグル”Pixel4″(5.7インチ)のスペック
- サイズ W68.8×H147.1×D8.2
- 重量 162g
- メモリ 6GB LPDDR4x
- プロセッサ Snapdragon 855+Pixel Neural Core+Titan M セキュリティモジュール
グーグル”Pixel4 XL”(6.3インチ)のスペック
- サイズ W75.1×H160.41×D8.2
- 重量 193g
- メモリ 6GB LPDDR4x
- プロセッサ Snapdragon 855+Pixel Neural Core+Titan M セキュリティモジュール
選べるカラーは?
“Pixel4 XL”のカラーバリエーションは、白・オレンジ・黒の3種類となっています。
白と黒に関しては、容量64GBと128GB選べますがオレンジは限定色となっており64GBのみとなっています。
購入出来るショップは?
SIMフリー版とソフトバンク版のみの取り扱いとなっているためAmazonなどのネット通販から購入するかソフトバンクのショップで手に入れることが出来ます。
AIによる画像認証が評判だった”Pixel3″ドコモとソフトバンクのショップから購入出来ましたがドコモの取り扱いがなくなりました。
SIMフリー版があるため好きなキャリアを選び契約すればドコモや格安スマホとして使うこと可能です。
グーグル”Pixel3″で確立したAI技術による画像認証機能について
グーグルの優れている技術の1つとしてAIがあります。
ブログ記事やサイトのコンテンツから検索結果の最適化をしてユーザーが知りたい情報をいち早く見つけられるようにすることは、他の検索エンジンには真似出来ない技術です。
情報を探す=グーグル
この方程式が成り立っています。
グーグル”Pixel4″画像認証機能について
グーグル”Pixel4″では、カメラで撮影するだけで外国語を翻訳することが出来ます。
カメラで撮影した画像を解析してどのようなことが出来るのか?
- 文字を探し出すことが出来る。
- リアルタイムで翻訳できる。
- 文字データをコピー出来る。
- どこの地域の言葉で書かれているか判断し自動検出が出来る。
- 縦書き、斜め書きの文字も認識出来る。
- 被写体を撮影するとよく似た画像を分析し検索してくれる機能がある。
『何かを調べるには、対象のものを言語化しなければならない』
このことをカメラで撮影するだけで解決出来ます。
この画像認証機能は、いまでは「グーグルレンズ」アプリとしてアンドロイドでもiPhoneでも使えるようになっており市場でグーグルのAI技術の価値が認められていることがわかります。
グーグル”Pixel4″標準搭載ボイスレコーダーアプリについて
“Pixel4″では、音声がAI処理のターゲットになりボイスレコーダーアプリを使うことで人の話し声をリアルタイムで書き起こすことや動画に自動で字幕を付ける機能が加わりました。Google翻訳をそのまま利用することが可能なので英語で話された言葉を検出し文字に変換し私たちが内容を理解できる日本語翻訳することが出来ます。
書き起こし機能は、会話か音楽か歓声のような環境音なのか判断可能なのか確認した結果。
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会話のみテキストにまとめることが出来る。
※使い方は、アプリを立ち上げるだけでとても簡単。
いままでは、会議の内容を記録するには会話された内容をホワイトボードやエクセルにまとめてました。話した内容をすべて記録するには音声レコーダーなどで会話をすべて保存し会議終了後まとめなければ報告は出来ませんでした。
“Pixel4″標準搭載ボイスレコーダーアプリがあればプレゼンの動画がそのまま文字に変換されるのでデジタルメモが出来るのが大きな特徴です。
2019年12月時点としてボイスレコーダーアプリをかざすだけで会話が文字に変換されていくのは英語のみに対応です。
会話のみテキストにまとめてくれるボイスレコーダーアプリが日本語化対応したら会議の打ち合わせ内容のまとめがかなり楽になり仕事が捗り(はかどる)そうです。
現時点では、英語のみ対応なので外国人のプロ野球選手やサッカー選手の取材や外国の方への街角インタビューなど活躍できるツールとなっています。
日本語化対応になれば外国の方の取材やインタビューだけでなく仕事や生活の快適に出来るガジェットになると確信しています。
iPadをサブディスプレイとして使うための連携方法や無料で使えるOfficeについて、打ち合わせした時にデジタルメモとして使えるApplePencilの便利な使い方など紹介しています。
まとめ
5Gで高速通信することによって、インターネット上でグーグル翻訳の結果を得ることも高速となり、音声→文字に起こす→インターネットを介してグーグル翻訳の結果を得るという、情報処理過程の時間が大幅に短縮される。そのため、ほぼリアルタイムで自動翻訳の結果を得ることになる。
「グーグルのスマホ」最新版”Pixel4″は、外観こそiPhone11に似ていると酷評されていましたがソフトウェアを確認してみると”Pixel3″から受け継いだAIの未来を感じ取ることが出来ました。
カメラで撮影するだけで外国語を自動翻訳してくれる機能。気になったものを撮影するだけで商品検索も可能。
日本語化対応が待ち遠しい”Pixel4″の標準搭載されたボイスレコーダーアプリ。アプリをかざすだけで会話がテキストでまとめられる。
これから「AIの未来」は、グーグルが制する!?といっても過言ではない。写真撮影するだけとかアプリを立ち上げるだけとか誰でも意識せずにAIを使いこなせるのが”Pixel4″の魅力です。
※ボイスレコーダーアプリが日本語化対応になったら記事更新しお知らせします。